サクラの花がもうすぐ咲く。東京では3月20日ごろだそうだ。日本人はサクラが好きだ。私も好きだ。陽気があたたくなるのと重なってウキウキする。
サクラ○○という言葉はたくさんある。広辞苑で調べると、ホントにたくさん出てきた。
サクラウメという言葉がある。これはウメの一種だ。サクラマスもマスの一種。ところが、サクライカやサクラアメは、イカや雨の種類ではない。桜の咲くころにとれるイカ、サクラの咲くころの雨という意味だそうだ。
サクラダイには、サクラの咲く頃に獲れるタイ(美味しいそうだ)という意味もあるし、魚の一種の名前でもある。東京にはサクラダイ(桜台)という地名もある。
サクラもみじという言葉がある。これは秋になってサクラの葉が紅葉したものを指す。きれいな言葉だ。
サクラぼしという言葉があるそうだ。これは味醂乾しの別称だという。知らなかった。
サクラのりは壱岐産の海苔。さくら灰は佐倉炭の灰で、タバコ盆用だそうだ。これらも知らない言葉だ。
サクラ張りはキセルの張り方。こうなるとチンプンカンプンである。
サクラ茶屋という言葉もある。花見客目当ての茶屋のこと。これはわかる。
天の声「あんたは暇人だなあ」