コンクラーベが、今話題になっている。ローマ教皇が亡くなって、次の教皇を選ぶ選挙が行われた。 アメリカ出身の、新しい教皇が選ばれたそうだ。
 枢機卿たちが選挙をするのだが、干渉を防ぐために、期間中閉じこもる。コンクラーベ、conclave とは、囲いの意のラテン語だという。
 13世紀半ばにはじまった、長い歴史のある行事だ。
 私が感心するのは、そんなに昔から、全カトリック教会という大きな組織の「長」を選挙で選んでいたことだ。とても民主的だ。日本では、宗教などの団体や組織の代表者を選挙で選んでいたとはとても考えられない。日本では、多分、ひそかに決めていたことだと思う。
 コンクラーベは時間がかかる。「根競べ」だと、誰もが思い浮かべるギャグで、終わるとしよう。

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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