私は毎朝、ラジオのニュース番組を聞いている。平日の5時から8時半まで、各局のニュース番組がある。それぞれの番組には、コメンテーターが日替わりで出てくる。
 コメンテーターの仕事は大変だと思う。いろいろな話題に即対応して意見を述べなければならない。国内外の政治、経済、社会問題から科学、芸能まで知識と意見を問われる。皆さんエライなあと感心している。
 新しいものが出来ると、何でも経験して紹介してくれるコメンテーターがいる。例えば、無人のコンビニに行ってきたとか、新しいスマホを早速購入して使い勝手がどうかを紹介してくれたりする。これも大変だろうなあ。年寄りには出来ない仕事だ。
 でも、なかにはちょっとどうかという人もいる。例えば、極端な中国嫌い。中国の政治体制に批判的なのはわかるが、まるで虫けらのように嫌う。「中国」と呼ばず、「チャイナ」と呼ぶ。中国には世界の中央に位置する国という意味があるから、そう呼ぶのがいやなのかと思うけれど、子供っぽいなあ。
 政権寄りの発言ばかりするコメンテーターもいる。しかし、時の権力の監視がメディアの重要な務めだ。こんなコメンテーターばかりでは困る。

 

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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