クラシック音楽をお腹の中の赤ちゃんに聞かせると、頭の良い子が生まれという話を聞いたことがある。実際、胎教によいというクラシック音楽のCDが、いろいろ売られているそうだ。
 それで、この話はホントと思っていたら、そんなことはないという記事(日経ビジネス)を見た。モーツアルトやベートーヴェンを聞かせても、赤ちゃんのIQは高くならないそうである。こう言っているのは、クリステン・ウイルミア博士という気鋭の脳科学者だ。
 どんな根拠があって、こんな結論になったのだろう。実際に実験や調査をした結果だろうか。それとも、脳科学からの考察の結果なのか。
 またIQ以外に影響を与えることはないのだろうか。たとえば赤ちゃんの性格に影響を与えることはないのだろうか。いろいろ知りたい。
 ウイルミア博士は、他にも脳についていろいろ面白いことを教えてくれる。
 頭痛は、脳そのものの痛みではなく、筋肉の緊張とか、副鼻腔の問題とか、血管の狭窄とか、脳以外の原因で起こる。
 アイスクリームを食べると、頭がキーンと痛くなる。ブレイン・フリーズという現象である。これは、心配ないそうだ。神経細胞が傷つくわけではない。脳の血管が急に収縮したためにおこる現象である。冷たいものは、もっとゆっくり食べなさいと、体が教えてくれているのだそうだ。むしろ、アイスクリームを食べすぎると、血糖値や糖尿病の心配をしなければならないとのこと。
 天の声「全部ウイルミア博士の受け売りだな」

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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