空を眺めると、晴れていて、白い雲が浮かんでいた。雲はいろいろな形をしていて、想像力をかきたてられる。
しかし、雲ははかないもの。すぐ消えてしまうし、実体がない。だから行動・所在が確かでないものの例えに使う。「雲をつかむ話」のように。
雲は、英語で言うとクラウド(cloud)。 cloud land はおとぎの国、cloud castle は空中楼閣だ。
コンピューターの世界でも、クラウドという言葉が使われるらしいが、私には理解不能である。たとえば、クラウド・コンピューティング(cloud computing)。 辞書には、「インターネット上のサーバーに処理を任せるシステム形態」と書いてあるが、何のことだかわからない。
この頃よく聞く言葉に「クラウド・ファンディング」がある。私は、このクラウドも雲かと思っていたちがった。このクラウドは、crowd 、つまり群衆のことだそうだ。インターネットを通して、自分の活動を発信することで、思いを共感した人から資金を得る仕組みだとのこと。ああ難しい。恥をかくところだった。
天の声「恥はいつもかいているじゃないか」