先日、キクイタダキに出会ったという記事をネットで見た。場所は北海道だそうだ。
 キクイタダキは、日本最小の鳥だという。ウグイス科の鳥で、全長10センチ、体重は5グラム。ちなみにスズメの体長は15センチだそうだから、キクイタダキは小さい。
 体の背面は暗緑色で、雄の頭頂は橙黄色、菊の花に似ている。亜高山帯の針葉樹林で繁殖し、秋から春にかけてシジュウカラなどの群れに混じって人里近くにも来るそうだ。
 ネットの写真を見ると、まんまるの眼をしていて、カメラの方を見ている。かわいい。
 松毟鳥(まつむしり)ともいうそうだ。
 俳句の題材になっている。
        この高木菊いただきも来るとかや     高浜虚子
        奥宮は雲の中なり松毟鳥         篠田悌二郎
        雨あとの寺内広きに松毟鳥        村沢夏風
 天の声「また、他人さまの俳句でごまかしたな」

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です