ラジオを聞いていたら、ある番組でカポックの話をしていた。私はカポックという言葉を初めて聞いたのだが、木の実由来の繊維で、サステイナブルな資源だという。
カポックの木は熱帯アメリカが原産とされ、熱帯アジアなどで広く栽培されているキワタ科の落葉高木だそうだ。高さは30メートルにもなり、枝は水平に出ていて、まるで電柱のように見える。
果実は枝に垂れ下がる。種子に長い毛が生じ、この種毛をカポックまたはパンヤと呼ぶ。パンヤという語は聞いたことがある。
パンヤは、浮力が大で、断熱性、弾力性に富むので、救命胴着やクッションなどの詰め物に利用されてきたが、これを衣服などの材料として使おうという研究が進められている。木を切り倒す必要がないので、地球にやさしいエコロジー素材だという。
でも、食べられないから、パンヤさんの店頭にパンヤが並ぶことはない。
天の声「そのダジャレを言うと思った」