イギリスBBCが制作した「カバ」という番組を見た。面白かった。
 カバは水中にいる。しかし泳げないことをはじめて知って驚いた。カバは池や川の底を歩いているのだ。時々、水の上に鼻を出して息をしなければならない。深い湖には住めないだろうなあ。でも水中生活に適応していて、水になかでも眠れるという。
 カバは強い。体重が2トンもあるから、まず他の動物にやられる心配はない。ワニが水辺で最強の動物だと思っていたら違った。カバの方が強い。ワニは逃げていく。
 カバの敵は、別のグループのカバだ。カバの群れにはボスがいて、よそのグループのはぐれオスが近寄ってきたら、攻撃する。あの大きな口をいっぱいに開けて喧嘩をする。すごい迫力。噛みつかれて、喧嘩に負けたカバは死んでしまう。そうするとワニはやってきて、死体を食べていた。
 別の番組で、南米のどこかで、カバが繁殖して困っているという話を聞いた。誰かがアフリカから持ってきたのが、ふえてしまった。草を食いつくすなどして、生態系を壊してしまう。カバを持ちこむとはバカなことをしたものだ。
 

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

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