魚資源が枯渇するという話はよく聞くが、新しい魚資源が生まれたという話聞いたときは、久々に良いニュースだと思った。
カイワリとマアジのハイブリッド品種の魚の養殖が始まったという。来春から市場に出回る予定だそうだ。
マアジはなじみの魚だが、カイワリという魚は知らなかった。
学名は Kaiwarinus equula。 アジ科の魚で、体長35センチメートルぐらい。とてもおいしいそうだ。沿岸に生息し、 太平洋側では金華山沖、日本海側では能登半島以南に分布している。ピッカリ、メッキ、メイキなどの地方名がある。
私は、カイワリと聞くと、魚よりも野菜を思い浮かべてしまった。ダイコンやカブの種から芽を出したばかりの野菜もカイワリ(あるいはカイワレ)といっている。種から芽を出したばかりの二葉は、貝を割って開いた形に似ていることから、この名がついたそうだ。
カイワリ・マアジ ハイブリッドに、野菜のカイワリを添えて、イッパイやりたいなあ。