東京オリンピックが終わって、数か月が経った。いまは、オリンピックのことなど、忘れてしまった人が多い。世論に逆らって開催を強行した菅さんは、総理をやめてしまった。小池東京都知事は、病気とかで、元気がない。時は過ぎていく。人々は日々を生きるのに懸命で、オリンピックのことなど忘れてしまうのは、無理もない。
世論と同じで、私も、このブログで、オリンピック開催に反対だと書いた。確か、2度も書いた。反対した、理由は、まず、現代のオリンピックが、昔の理念を忘れてしまい、金もうけ主義になっていることだ。
開催する国際オリンピック委員会IOCは、巨額な金をTV局から受け取り、TV局の都合に合わせて、オリンピックを真夏に行う。中止は絶対にできない。
IOCのバッハ会長が「ぼったくり男爵」と呼ばれているのが、その象徴だ。開催国の都合など、考慮しない。自分たちの都合を優先する。
IOCは、今度は北京のオリンピックをやろうとしている。アメリカなどは、中国の人権問題を理由に、外交的ボイコットをするという。オリンピックが、またまた、政治の駆け引きの材料になっている。
世論が、開催に反対するもう一つの理由は、新型コロナウイルス感染の広がりを懸念するからであった。これはどうだったのだろうか。オリンピックのせいで、感染者はふえたのだろうか、影響はなかったのだろうか。私にはわからないし、メディアもあまり報道していない。
でも、この点は、重要だと思うので、忘れてしまわないで、検証してほしい。
天の声「オリンピックを楽しんだ人もいるよ」