新型コロナウイルスの新変異株オミクロンの登場で、世界中はパニックになっている。一時、株価が下がったりした。
オミクロン株は南アフリカが発祥の地だといわれている。このいわれ方には、南アフリカは不満だそうだ。南アフリカの言い分は、南アフリカは「発祥の地」ではなくて、「発見の地」だというのだ。
オミクロン株の感染は、南アフリカだけでなくて、周辺の国々にも、蔓延していた。しかし、それらの国は、ウイルスの検査体制は整っていないし、新しい型かどうか調べる能力もない。一方、南アフリカは、検査能力も、解析能力も優れている。そこで、オミクロン株を、発見することができた。「見つけてやった」「貢献した」と主張したいらしい。
しかし、南アフリカは、オミクロン株を発見できたが、国中に蔓延してしまった。理由は、ワクチンを接種している人が多くないからという。約3分の1の人しか接種していないそうだ。ワクチン量が十分ではないのかもしれないが、それ以上に、人々がワクチンを嫌っているのが理由らしい。
しかし、一方では、感染者の多くは、ワクチン接種済みの人だという報道もある。オミクロン株には、ワクチンの効果がないということか?
感染者は、みな軽症で、重症の人や死者は報告されていないから、あまりビビらない方がいいという意見もある。
天の声「あんたは、ビビっているな」