私の住んでいる部屋は、老人ホーム(サービス付き高齢者向け住宅)の二階にある。玄関から二階に行くにはエレベーターに乗る。階段は鍵がかかっていて、非常時しか使えない。
 エレベーターのドアは自動で開いたり閉じたりするので、開閉ボタンを使う必要はない。しかし、気がせいているときは、押したくなる。また、例えば、車いすの人が同乗しているときには、ドアが閉まらないようにしたい。
 そういう時に、開閉のボタンのどれを押せばよいかわからなくなる。開けたいときに「閉める」を押してしまったりする。きっと、あいつはボケている、あるいは意地悪なジジイと思われたことだろう。
 ラジオを聞いていたら、チョウチョの形のマークのボタンが「閉まる」、ソロバン玉の形のマークのあるボタンが「開く」と覚えたらよいと言っていた。
 そんなマークがついていたっけ? 今度、エレベーターに乗るときには、注意して見てみよう。

投稿者

コラーゲン博士

85歳の老人ホーム入居者 若いころは大学でコラーゲンの研究を行っていた

エレベーター ②件のコメント

  1. チョウチョとソロバン玉、長考の果てに閃きました。

    ▶◀ 閉じる チョウチョ
    ◀▶ 開ける ソロバン玉

    じゃないでしょうか?
    三角の記号、文字化けせずに先生に御覧に入れられると良いのだけど……。

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