岸田首相は近くアメリカのバイデン大統領を訪問すると聞いた。日本はアメリカの子分だから、親分のところにご挨拶に行くわけだ。
日本人は、アメリカの考えが世界の考えだと思いがちだ。しかし、アメリカの考えが世界中の国々に受け入れられているかというと、そんなことはない。アメリカに反発している国の方が、数も人口も多い。
ウクライナ侵略は、ロシアが一方的に悪いわけでなく、NATOをウクライナまで広げて、ロシアを孤立化させようというアメリカの政策に反発したからという意見がある。
ハマスとイスラエルの戦争も、アメリカの後押しで、イスラエルが好き勝手に振る舞った結果だという。
アメリカに同調しているのは、日本の他には、西ヨーロッパの国々、カナダ、韓国、台湾、オーストラリア、ニュージーランドぐらいで、アンチ・アメリカ国の方が数も人口もずっと多い。
アメリカは偉大な国だと思うし、このインターネットだって、アメリカの発明だ。でも、日本はアメリカ一辺倒でいいのかな・・・
インドはアメリカにも、ロシア・中国にもべったりせず、自分の道を歩んでいるように見える。私は日本は少しインドを見習ったらよいと思う。