鳥の鳴き声を聞かせて、その鳥の説明をしてくれる短いラジオ番組がある。先日アマツバメの話をしていた。
アマツバメは、小型で、ヒヨドリぐらいの大きさの鳥だそうだ。全体は黒褐色で、のどと腰のところが白い。夏に高山や島の高い断崖に群れをつくって住んでいる。飛ぶ力が強くて、飛びながらムシを捕まえて食べる。
晴れた日は高い上空を飛んでいるが、雲が多い日は、雲の下を飛ぶようになる。だから曇った日には 人目につきやすくなる。それでアマツバメが飛ぶと雨が降るということになったらしい。
鳴き声がどんなかは聞き漏らしてしまった。
アマサギという鳥もいるそうだ。サギの仲間で、日本には夏にやってくる。水田や湿地などで、虫を食べる。ウシなどの家畜の後ろについて、飛び出すムシを食べるというから、頭がいい鳥だ。
アマツバメ、アマサギと書いてきて、アマドリを思い出した。といっても鳥ではない。「アマドリ」転位。アミノ酸やタンパク質と糖を一緒に放置すると、酵素なしに化学反応がおきる。メイラード反応とかグリケーションと呼ばれる反応である。「アミノ酸やタンパク質のアミノ基と糖のアルデヒド基がシッフ塩基をつくり、それがアマドリ転位をおこして・・・」と 教科書に書いてある。アマドリって、この反応を見つけた学者の名前だろうか。
天の声「おかしな連想だ」