先日ニュースで聞いたのだが、アメリカの最高裁がアファーマティブ・アクションは憲法違反という判断を下したという。アファーマティブ・アクションとは積極的差別是正措置と訳される。
ハーバード大学などアメリカの一流大学では、黒人やヒスパニック系の受験生が入学しやすいような措置をとっていた。それが違憲というのだ。この判断は全米の多くの大学に影響を与えると考えられている。
アメリカでは、人種問題は深刻である。
アメリカはいま覇権国として、世界の国に影響を与えている。アメリカの考えを、世界中に押し付けている。それが、摩擦や緊張を生んでいる。たしかに、アメリカは科学技術は突出しているし、優れたところが多い。しかし国内には深刻な問題をいくつも抱えているのだ。もっと謙虚になって欲しいと思うなあ。
そして、日本政府もアメリカに盲従しないで、自分の考えを持って行動してほしい。
アファーマティブ・アクションから、脱線してしまった。