東京やニューヨークの株式市場の値動きが、いつもニュース番組の最後のところで報道される。そして、なぜそうなったのかという解説がつく。
例えば、ある日の東京の株価の変動は、アメリカの半導体関連の会社の株価の変動の影響だと説明されていた。アメリカの一つの会社が日本の株式市場にそんなに影響するのにびっくり。また日銀のエライ人の発言が株価変動の原因という日もあった。もっとも、みんな後からの説明で、将来のことはわからない。
近頃、もの言う株主が話題になる。たとえば、タレントの不祥事に関して、テレビ会社に対してもの言う株主が「モノ申した」とニュースになった。
ということは、今までは、株主はあまり、経営者にモノを言わなかったのかな。
もの言う株主の多くは、しかも強力なのは、外国人グループらしい。やっぱり、日本人は、シャイというか、気が弱いというか、ディベートやモノ申すことに慣れていない人が多いのだろう。私なんかは、気が弱くて、何事にも、ものを言うのは苦手だ。
政府は、国民に投資を勧めている。NISAとか新NISAとかいう制度をつくって、国民に株を買えという。もし、NISAが値下がりして損をしたときは、NISA株主は、会社にも政府にも、ものを言うことになるなあ。
天の声「あんたは金儲けできない」