私は毎日ため息をついている。
ため息を辞書で調べると、失望・心配または感心した時などにつく息と説明してある。でも、私は別に、毎日失望したり、心配したり、感心したりしているわけではない。雑誌かネットで、ため息をつくと、副交感神経が優位になるという記事を読んだからだ。
体には、交感神経と副交感神経があって、拮抗的に作用している。交感神経と副交感神経のバランスが重要で、バランスが崩れると、体に様々な不調がおきる。
ストレスだらけのが現代の社会では、交感神経が副交感神経よりも優位になりがち。そこで、副交感神経を優位に持っていけば、心穏やかに暮らせるという。
副交感神経を優位に持っていく手段として、呼吸法がある。息を吸ってから止めて、そして吐く。息を吐くところが重要だそうだ。ゆっくりと、吐く。それをはたから見ていると、ため息に見える・・・というわけなのだ。
昨日、廊下を歩きながら大きく息を吐いたら、ヘルパーさんに「どうしました?大丈夫ですか?」といわれてしまった。ご心配かけてすみません。呼吸法のつもりなんです・・・