ラジオで川越の話をしていた。私は川越に10年以上住んでいたので、愛着がある。ラジオの話に聞き入った。
川越は埼玉県の街で、「小江戸」という愛称がある。昔の建物が(蔵造というそうだが)、たくさん残っているからだ。建物だけでなく、道路も昔のままだから狭いし、歩道も整備されていない。
川越は、いまやすっかり観光地として有名になって、大勢の人がやってくる。インバウンドの人もたくさんやってくる。
せまい道は人であふれかえり、ゴミも散らかる。
その川越で、お店の人が通行する観光客に、「そのゴミもらいます」と声をかけるようになったという。観光客の持っているゴミを受け取って、処分をしてくれる。観光客は助かるし、街はきれいになる。それと同時にお店は、お客を呼び込むことにもなり、何か買ってもらえる。一石二鳥どころか一石三鳥だ。
ラジオで、識者が逆転の発想だとほめていた。私も「いいね」ボタンを押してあげたい。
川越、やるじゃん!