すしを食べたい。でも、新型コロナウイルス感染が心配で、かみさんが、すしを食べることに、断固反対する。仕方がない。
むかし、すし屋に入って、すしを握る職人さんを見ていると、カウンターのお客さんとおしゃべりをしていた。大声でしゃべったり、笑ったりしていた。たしかに、あれでは、つばが飛ぶに違いない。中には、タバコを吸っている職人もいた。あれはよくない。
そう考えると、スーパーで売っている安い握りずしの方は、機械で作っているそうだから、安全かもしれない。
回転ずしは、人気があるらしく、店がたくさんできている。しかし、私はあまり入ったことがない。昔、入ったことはあるが、やり方すべてが、よくわからなくて、困った。今は、もっと、機械化、IT化されているらしいので、敬遠してしまう。
時代とともに、すしネタも、変わってきたらしい。ラジオからの知識だが、魚介以外のネタが増えてきているそうだ。生ハムの握りとか、豚肉の握りとか。ある回転ずしによると、約25%が、魚介以外だそうである。
魚介の中でも、人気のネタに変化がおきているそうだ。昔人気あったイカは、あまり人気がない。かわってサケの人気が急上昇中とか。サケ、マグロ、ブリが人気の御三家だそうだ。つまり、淡白なものより、脂っこいもの、はっきり味のあるものが人気だという。
日本人の味覚に、繊細さが失われてきていると、ある人が嘆いていた。そうかもしれない。
味覚は10歳をすぎると、衰えてくるそうである。衰えを防ぐには、まず塩分をひかえること。うん、私の食事は薄味だ。食べた後にその味を口に出して表現すること。これは、面倒くさくてできそうもない。
天の声「どうせ、もう手遅れだ」