さんすくみ(三竦み)という言葉がある。ナメクジはヘビを、ヘビはカエルを、カエルはナメクジを食うから、三者が互いに牽制し合って、いずれも自由に行動できないことだそうだ。
私は、いまアマゾンプライムで、「華麗なる一族」というドラマを見ている。とても面白い。原作は山崎豊子さんの小説。
私は昔から、山崎豊子さんのビッグ・ファンだ。特に「白い巨塔」を愛読した。山崎さんは丹念に調査して、ち密にストーリーをつくっていく。誰もまねできないと思う。
「華麗なる一族」の主人公は銀行家だ。普通のサラリーマンは直属の上司に弱い。上司はその上の役職者に弱い。では会社の頂点に立つ社長は無敵かというと、そうではない。融資してくれる銀行家に頭があがらない。その銀行家が怖いのは、監督官庁の役人。お役人は政治家にはペコペコする。政治家は、選挙民の意見が気になる・・・とすると、さんすくみどころか6すくみか7すくみかにになって、勝手なふるまいができないはずだと思うのだが、政治家と選挙民の関係のところが問題だ。
政治家は選挙民の意見を無視することが多い。