アメリカの大統領トランプさんは、交渉相手を、ある時はにこやかに、ある時はけんもほろろに扱う。
こんな記事を見ていて、「けんもほろろ」とは何に由来する言葉だろうか考えた。考えてもわからないから辞書を引いた。
「けん」も「ほろろ」もキジの鳴き声だそうだ。その声が不愛想に聞こえることからとも、けんどん(慳貪)、けんつく(剣突)の「けん」をかけたものともいう。人の相談などを拒絶するさまのことだ。
キジといえば、昔、埼玉県の川越市の郊外に住んでいた時に、新河岸川の河川敷にキジがいた。立派なオスで、体はカラフル。そして、大きな声で「けーん」と鳴いていた。
キジのメスは目立たない色をしていて、大きな声で鳴かない。人間の女性とは大違いだ・・・これってセクハラかな。
天の声「言葉に気をつけなさい」