カムチャッカで火山が噴火したとニュースで聞いた。大規模な噴火らしい。
カムチャッカはロシア北東部の半島である。長さが1200㎞、幅が450㎞というから、大きな半島だ。面積は37万平方キロ。ちょうど日本の全領土面積と同じくらい。人口は数十万人。
自然豊かで、風光明媚。火山がたくさんある。活火山が28もある。いちばん高い山は、標高4759m。富士山よりも高い。海産物に恵まれている。カニ、サケ、イクラなどが獲れる。
ロシアという国は領土が広い。カムチャッカは、その端っこにある。この間、ロシア在住の日本人女性がラジオで言っていたけれど、カムチャッカはロシアでも辺境の地らしい。学校の教室で、生徒が後ろの方でコソコソしていると、先生は「カムチャッカで何している!」と言って怒ったそうだ。
ロシアの領土は広い。あんなに広いのだから、北方領土ぐらい返してくれてもいいと思うけれど、そうもいかないのかなあ。
昔住んでいた家のそばに、大きな空き地があった。持ち主はこの辺に広い土地をもっている大地主さんだ。ゴミ収集の場所が必要になって、隣組がこの空き地の一部を借りたいと申し入れた。そうしたら「ダメ」と言われた。広い土地を持っているにケチだなあと思った。ロシアの話を書いていたら、こんなことを思い出した。